舞踏(ロンド)は終わらない

 
BLACK LAGOON 9巻
 
例によってネタバレ有りですんで、未見の方ご注意なさいませ。
 
 
 
 
 
え〜、遅ればせながら新刊レビューでございますよ。
ロベルタちんのドキドキ☆リベンジ大作戦!
アの国のきつねさんを37564(ミナゴロシ)でござるの巻もとうとう幕ですよ。
そりゃテンションもおかしくなるっちゅーねん。長かったわー。
 
9巻は特にガルシア&ファビオラに焦点が当てられてるので
お馴染みのラグーンクルーは、悪役ですねぃ。
ロックが全編に渡って「悪党」ヅラになってるのがポイントです。
しかしヤツは自覚なかったのか、最後指摘されて随分ショックだったようですな。
日の当たる場所にいるガルシア達から見れば、夕闇に立っていようが
暗闇に沈んでいようが一緒だった、てー訳ですよ。
 
ガルシア(もしくはファビオラ)偽善者説も他のレビュー(主にAmazonの)で散見いたしましたが
個人的には、彼らなりの理屈のようにもとれました。
現実的にはロック達の言い分が正しいのだけど、通る筋なら自分たちの筋を通したいと。
うーむ、伝わらんかな……
自分たちの身内が関わってるのに、なんで他人の言う事全部聞かなきゃならんのかと。
そんなの面白くないし、できるんなら自分たちで助けとるわーみたいな……?
ファビオラが一番気に入らなかったのは、他人には危険な目に合わせておきながら
黒幕気取りのロックには、一発痛い目にあってもらいたかったんでしょう。たぶん。
でも説教は冗長でしたかね。ロックも空気読むべきだったわw
 
ロットンは完全にオチ要員で終始してましたな。おーい、見せ場はドコー?
まさか「だが、俺のマグナm」が見せ場って言うんでは……。
そしてフィラーノは日本へ渡って漫画家になりましたとさ(嘘)
モデルがいるんでしょ!? ねえ、そうなんでしょ!?